自分がメインで使っているテントは、2005〜2006年頃、本格的にキャンプを始めて最初に購入したモンベルのムーンライト3です。
ここのところ出番が無く、放置していて、先日久しぶりに使って見たところ、フライの内側がベトベト・ネチャネチャと・・・・・・(>_<)
噂に聞く「加水分解」ってやつになってしまったようです・・・・・・
゜・(ノД`)・゜・
行きつけのアウトドアショップで聞くと、撥水、防水加工等をしてあるテントは10年ぐらい経過すると、必ず加水分解をするらしい・・・・・ テントの寿命みたいに言われましたが、お気に入りのテントですので、ブログを徘徊しながら復活方法を探しました!!
加水分解には「PORON-T」
キャンパーの間では有名なシリコーン系撥水剤「PORON-T」って溶剤があることが簡単に見つかりましたので、先人たちの方法を確認してポチッとしてみました!!
アマゾンでも販売されていますが、藤倉応用化工株式会社さんで購入したほうが安そうでしたので、そちらから購入。注文から2日ほどで、すぐに届きました (^O^)
その間に、塗布用の刷毛やプラケースを100円均一で準備
揮発性が非常に高いってことでしたので、プラケースは調味料用のフタ付を購入
他にも、アマゾンでシームグリップを準備
テントの底から雨が染み込んできていましたので、縫い目の部分をコーティングする為に!
まだまだ使いたいので、しっかりと防水加工を^^
先人たちのブログにもしっかりと書かれていますが、「PORON-T」は取り扱いに注意が必要な溶剤になりますので、外での作業は必須です。それでも自己責任でお願いします^^
目や皮膚に液体が飛ぶと大変なことになりますので、くれぐれも取り扱いには注意してください!!
塗布するまでの準備
まずは、フライをお風呂で足踏み洗いしてきました!(写真なし)
乾いたところで、早速塗っていきます!!
テントはしっかりとペグ打ちをして、ピンと張ってから作業をしたほうが、はかどりますよ!
フライの内側がベトベトしていましたので、裏返してセッティング!
シームテープの汚れなどを綺麗に取り除いてあげます!
塗布は時間との勝負
一気に塗りあげましたので、写真を撮る暇がありませんでした (>_<)
フライに塗るだけなら、30分もあれば、簡単に塗り上げることが可能です!!
塗っている最中から乾いていきますので、どこを塗ったっか、しっかりと確認しながらの作業が大事ですね^^ 1時間ほど置いてから、重ね塗り(二度塗り)しましたが、一度で十分な気がします!!
二度塗も終わり、そのあとは縫い目にシームグリップを!! 自分は直接フライに口をあてて塗っていきました。あとで、底の部分にも塗りましたが、ムーンライト3ぐらいの大きさなら、シームグリップの半分ぐらいあれば十分ですね (^O^)
シームグリップは12時間ほど乾燥が必要ですので、1日目の作業はここで終了!!
天気のいい日が2日ぐらいは必要です!!
2日目はフライをひっくり返して、表側にも「PORON-T」を塗布しました! 両面に塗る必要は無いと思いますが、思った以上に溶剤が減らなかったので、贅沢に使いました! 他に塗るものがあれば両面塗布は余計な作業ですね (^O^)
仕上がりは手で触ってもそれほど違いがわかりません。少ししっとっりしている感じぐらいです。
あとは、テントをオーニング用のポールに引っ掛けて底を塗っていきます!! 自分はたまたまこの方法が出来ましたが、普通はどうやって塗るのが正解か難しいところです (>_<)
このあと、底の縫い目にシームグリップを塗りつけて終了となりました!!
ここも12時間、乾燥が必要です!!
乾燥には時間が必要ですが、作業自体は比較的簡単に終わります^^
テントやタープが加水分解してしまった (>_<) って人も買い換える前に一度試してみては??
費用も全部で5,000円以内で収まりました。
自分も新しいテントを購入しようと思いましたが、思い入れのあるテントですので、まだ使えるのであれば、長く使って行きたいと思い、今回は復活を目指してみました!!
なんとか成功したと思いますので、もう10年ほど使えたらと考えています^^
新しい道具もいいですが、廃盤になった色などを使っている人を見ると「渋いな〜」と思ったりします。そんな渋めのキャンパーになれるよう、手入れをしながら道具を大事に使っていけたらと思っています^^
コメント